総合型選抜について調べていると「アドミッションポリシー」ってよく聞くんですけど、結局何なのかよく分からなくて…。
非常に良い質問ですね!アドミッションポリシーは「入学者受け入れの方針」と訳されるもので、総合型選抜の対策を行うときには、かなり重要なものです。
噛み砕いて説明をすると、各大学・学部が「こんな受験生が欲しいです」と明文化してくれている文章になります。多くの場合、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性」の3つの観点で書かれていることが多く、それぞれの観点ごとに欲しい受験生像が記載をされています。総合型選抜の場合、このアドミッションポリシーがかなり、評価基準に一致していると考えると良いです。
なるほど!では、総合型選抜では基本的にはアドミッションポリシーを満たせるように準備を進めていけば、良いということですね!
半分はその通りですが、アドミッションポリシーをきちんと理解するためには、アドミッションポリシーだけの理解では不十分です。解説していきます。
実は、アドミッションポリシーだけでなく、大学にはこれを含めた「三つのポリシー」があります。三つのポリシーとは「ディプロマポリシー」「カリキュラムポリシー」「アドミッションポリシー」のことです。
ディプロマポリシー
学位授与の方針。各大学がその教育理念を踏まえ、どのような力を身に付ければ学位を授与するのかを定める基本的な方針であり、学生の学修成果の目標ともなるもの。
カリキュラムポリシー
教育課程編成・実施の方針。ディプロマポリシーの達成のために,どのような教育課程を編成し,どのような教育内容・方法を実施するのかを定める基本的な方針。
アドミッションポリシー
各大学が、当該大学・学部等の教育理念、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、入学者を受け入れるための基本的な方針であり、受け入れる学生に求める学習成果を示すもの。
ざっくり言えば、ディプロマポリシーが「こういった成果があれば大学を卒業して良いですよ」という指標となっており、カリキュラムポリシーが「それを達成するためにどういった教育内容をするのか」という指標で、それらを踏まえて「こういった資質のある生徒を受け入れます」という指標になっています。
大学となると分かりづらいので、英検の取得で例えてみましょう。「スコア〇〇点の人を合格とします」がディプロマポリシーであり、「スコアを上げるためにこういった授業や参考書へ取り組みます」がカリキュラムポリシー、「アルファベットすら分からない人はちょっと厳しいです」というのがアドミッションポリシーとなります。
ディプロマ→カリキュラム→アドミッションと三つのポリシーはディプロマポリシーから逆算的に設計をされているものです。アドミッションポリシーだけに注目をしてしまいがちですが、他二つのポリシーから生まれたものという前提を踏まえ、どのような資質を評価したいのかという点を意識しましょう。
なるほど!確かに志望大学のディプロマポリシーとカリキュラムポリシーを見てみたら、なぜアドミッションポリシーがそうなっているのかが理解できました!
アドミッションポリシーでは少し曖昧に記述されていますが、「大学入学後も活躍していくために必要な能力」として、私は志望分野のボランティア活動に挑戦をしてみようと思います!
素晴らしいですね!ぜひポリシーを横断的に捉えて、何をすべきかを明確にしてきましょう!また、ポリシーと併せて大学の教育理念も理解しておくと、さらにポリシーが理解できます。
大学によっては、設置時に教育理念を定めているところも少なくありません。これは三つのポリシーよりも更に上位に位置するもので、「こういった理念で大学を設置する」という大学設立の根本の理念となります。
関西大学「学の実化」
「大学は教育研究に実社会の知識や経験を取り入れ、社会は大学の学術研究の成果を取り入れることによって、『学理と実際との調和』を求める考え方」です。(中略)この「学の実化」を実現するために、不確実性の高まる社会の中で困難を克服し未来を切り拓こうとする強い意志と、多様性を尊重し新たな価値を創造することができる力を有する人材を育成します。
慶應義塾大学 「気品の泉源、智徳の模範」等
この塾は単に一時期身を置くだけの通過点の学校ではない。その目的は日本にとって、気品の泉源、智恵や徳義の模範となることであると見定め、そのためには家庭や社会、あるいは国がどうあるべきかを具体的に明らかにしていきたい。そして議論するだけでなく、我々が身をもってその理想を実践することによって、全社会の先導者、すなわちリーダーを目指していくものである。
元々どういった理念の大学なのかによって、自身のビジョンと方向性がマッチングしているのかも大きく変わってきます。学部ごとにある三つのポリシーに加えて、大学そのものの教育理念についても必ず調べるようにしましょう。
分かりました!教育理念があって、その理念に基づいた卒業生を生むためのディプロマポリシー、その教育を行うためのカリキュラムポリシー、その受け入れのためのアドミッションポリシーとして理解して対策を進めていきます!
総合型選抜の旧称「AO(アドミッションズ・オフィス)入試」から、総合型選抜のみがアドミッションポリシーに基づいた入試だと勘違いされがちですが、一般選抜や推薦型選抜も含め全ての入試に共通する基準がアドミッションポリシーです。
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総合/推薦型選抜専門塾STカレッジなら大学ごとの入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)に合わせた「大学別指導」で総合/推薦型選抜対策が可能です!
大学ごとに評価基準が異なるにも関わらず、一律の指導をする塾も少なくありません。STカレッジでは大学ごとの評価基準であるアドミッション・ポリシーに合わせて個別指導を行うため、より質の高い最適な指導を行っています!結果として国公立大学や慶應義塾大学などの難関大学から地方私立大学まで幅広い合格実績があります!大学別の合否基準に照らし合わせた模試も実施しており、自身の志望大学までの距離が一目で分かります!
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